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感声でコミュニケーション・就職支援 八街市と成田市の活動

八街市の就職するなら明朗塾で声育士の認定を行いました。

 平成19年から発声指導を行い、多くの皆さんが会話し、就職し・元気になって居ます。
特に平成21年からは、自然に声を出せる様になりたい方が集まって特別研修を開始しています。
 その中で昨年の5級声育士認定に続き、6月10日には4級声育士が4人誕生しました。
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 ( 写真 八街市の就職するなら明朗塾で声育士認定証を渡す理事長木村紀子と認定を喜ぶ皆さん)

 毎月開催される研修の参加者も22人となり、みなさんはその日を心待ちにしています。
そして施設の催しでの発表を目指し、大型絵本の読み聞かせの練習をしています。
 皆さんはどんどん上達していますので、将来は近隣の幼稚園や小学校での読み聞かせが出来るようになって頂きたいと願っています。

成田市の就職するなら明朗アカデミーでコミュニケーション研修

 4月に開設された成田市の「就職するなら明朗アカデミー」から、コミュニケーションが出来るようになるカリキュラムを依頼されて、手軽に行えるプログラムを作成し感声タイムとして施設で毎日実施しています。
 この施設は、知的・精神・発達障害等々があるといわれている方が就職する為の専門的教育機関として設立されました。

 引きこもり・うつ・ニートの方も参加されると良いのではないかと思います。コミュニケーションが自然に出来る様になり、就職がしたい人は職場で孤立せず、楽しく過ごせる様になると思うのですが・・・・。

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(写真は、声育士の菅原三記が「感声」を参加者に直接聞いて頂き出来る様になる研修風景です。)

 特に、コミュニケーションスキルには実績のある感声アイモがその面で全面的に協力することとなり、毎月定期的に研修を行っています。
 コミュニケーションするには、毎日10分程度「感声」の発声を行い、定期的に、2時間程度感声アイモの「声育士」がそのレベルアップを指導することで無理無く・自然に・声の質が格段に向上します。
 伺ったときは、本年4月開設したての第1回研修会だったので利用者は7名・指導員と職員も合わせて参加者は約10名少々でした。

 6月定期研修会の9日には、参加者が25名と急増し、既に就職された方もありました。(たった2が月の内に就職されたと聞いて大変驚くとともに自信が湧きました。)
 精神的な安定がはかられ、コミュニケーションがスムーズになれば、就職のチャンスも広がり、社会で自由に活躍出来る様になると思います。多くの場所で活用して頂きたいと思います。

 就職するなら明朗塾の「めいろう42号」に感声の発声トレーニングが紹介されています。以下にアクセスしてみてください。

 http://www.meiroh.com/backnumber/42/08.html


 現在、0歳から3歳までの子育て中のお母さんと児童を対象に、地域のボランティアと一緒に子育て支援をしています。

 子育てでお気づきの点が有りましたらコメントください。

 お子さんの0歳から3歳までにどういう接し方をされたのか、声かけはどのような内容を話されたのか具体的に教えて頂きたいのですが・・・・・・。

 ご迷惑でなければよろしくお願いします。

 例、0歳から3歳まで
  ・幼児語をつかって話しかけた。・鮮明な大人の言葉で話しかけた。  
  ・名前にちゃんをつけた。   ・呼び捨てにした。
  ・泣かせないようにした。   ・運動だと思って思いっきり泣かせた。
  ・テレビを見せた。      ・テレビを一切見せなかった。
  ・西洋音楽を聞かせた。    ・生の声で日本のわらべ歌を聞かせた。
  ・書・水墨画を飾っていない。 ・書・水墨画を飾り見せていた。

 などなど、0歳から3歳までの対応・環境など特徴的な点をお願いします。

 そして、成長された現在の状況を合わせて聞かせて頂ければ幸いです。

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22年度事業の展望 地域の子育て支援

鎌ヶ谷市で子育て支援

 鎌ヶ谷市と協働して「読み聞かせによる地域の子育て支援」を行う「蘭の會」と一緒に0歳児から6歳児の子育て支援を行います。その講座の講師を行うことで直接的にその家族と児童に感声の呼吸と発声を中心とした子育てを行います。同時に感声の声による読み聞かせを普及して、その声の子育て支援が出来る地域のボランティアを育成します。

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(子育て支援の参加者に挨拶する理事長の木村紀子)

 この講座は、平成22年5月8日に総勢48名が参加して第1回目が開催されました。
 最近「読み聞かせ」が「脳の発達」「国語能力と読書力の向上」など「人間形成」の様々な課題に非常に効果的で良いとされその注目度が高まっています。
 「感声の声」で行う読み聞かせは「声の質」をより高いものへと向上させ、その効果を飛躍的に高め参加した児童の健全育成を実現し、結果として発達障害を予防していくものです。同時にコミュニケーション障害にならない子育てを実現していきます。

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22年度事業の展望 高齢者の健康と言語障害の克服等々

先天的・後天的な言語障害の克服は「呼吸と発声」による体幹運動で

 今日まで知的・発達・精神等々に障害のあると言われている方や新生児の取り組みを中心に事業を進めてきました。現在は、さらに先天的・後天的な言語障害児者が感声の「呼吸と発声」を体得したい・声を自由に出したいので教えてほしいという相談が多くなっています。
 すでに、全身麻痺で最重度の言語障害の方・脳梗塞で半身麻痺の方・大病後に声が出なくなった方など多くの方が元気な声が出る様になっています。

 自発呼吸が出来て言葉の意味を理解出来る人に言語療法士の方が「発語・発声」の指導をしていない現実を度々聞きます。
 感声アイモはそう言う人達が元気に話せるようになる「呼吸と発声」を紹介しています。毎日5分から10分のカリキュラムをこなせば早ければ半年で声が出せる様になる可能性が限りなく増大します。声が出せる様になることは、ご自身の努力が第一で、その効率的な方法として感声の「呼吸法と発声法」を習得すること可能になっていきます。ぜひ、再び社会で活躍される様期待しております。

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(写真 高齢者の健康・生きがいづくり・言語障害の克服等々について講演する菅原三記・鎌ヶ谷市総合病院にて)

 多くの皆さんに感声の研修に参加して「元気な声」になって頂きたいと思います。その為にカリキュラムとポイントを理解して毎日続けて頂ければと思います。話せる様になるまでの時間には当然個人差があるもののご自身の力で大幅に改善することが期待出来ます。
 今年度はこの事業にも取り組んでいきます。

次に、感声の声育士養成です。
 20代の青年が真剣に取り組んでいます。お子さんも丁度0歳。家族共々素晴らしい声育士になって頂きたいと思います。
 現在は、3級声育士が増えてきましたが、早急に2級声育士を増やす為に、その育成に力を入れます。
 希望される方は、インターネット通信等による研修も計画中ですので是非お問い合わせ下さい。
 今年度中に、2桁を目指します。

次に、地域活性化です。
 今年度は、佐渡市のNPO法人と連携して進めます。

次に、広報活動の充実です。
 現在までのインターネットを通じた活動紹介を充実させるとともに、いちはらFMラジオを通じた「日本の心を感じる朗読」に力を入れる事とします。
 昨年来より続けてきた「五重塔」(幸田露伴作)の朗読も全編読み切り、CD化への準備をしています。これを高齢者施設や小・中学校や高校・大学などで活用して行く計画を進めています。

 声が良くなりながら日本の文学を鑑賞し、日本の文化の高さを実感してそれを誇りに思い自らの人間形成に役立てていくことに繋がれば幸いです。

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パニック対応の実践的研究  社会参加・自立の為の課題

パニック対応の実践的研究について

 当事者のコミュニケーション障害の克服と合わせ、職場に置ける「パニック対応」は様々な障害の方が就職する際に求められる重要な課題です。
 この「パニック対応」は知識として学ぶ事が難しい課題です。それは、知識として学んでも出来る様にならなければ意味がない課題だからです。

 知的・発達・精神の障害と言われる方は、その置かれた環境の中で何らかの要因からパニックになる場合があります。問題はこのパニックを起こさない事ですがそれには個人差があり、完全に解消出来る補償はありません。しかし「パニック」が起きても適正な対応が出来れば何の問題もなく過ごす事が出来ます。

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     (写真 津波の防災紙芝居で研修する感声声育士研修 文京アカデミーにて)

 したがってパニックを起こさない様にする環境改善も大切ですが、そればかりでなく起きてしまった「パニック」に適切な対応が出来る人材の育成が不可欠です。この人材育成は、感声アイモの経験から大きな可能性が生まれています。実際に出来た例がありますので紹介します。

 夕方、食事の時間になっても「パニック」を起こして座り込んだまま約2時間に渡って、頑として動かない青年に対し、2名の職員が夕食の時間なので早く連れて行こうと一生懸命に説得していました。その場所に偶然通りかかった時です。感声の発声で「こんばんは」と声をかけると彼はその声にスックと立ち上がって「こんばんは」と挨拶を返してくれたのです。
 その後、すぐに彼は「アーァ疲れた」と言って立ち上がり、部屋の向かい側にあるトイレに入り、用を済ませて1人で食堂に行ってしまいました。何が起きたのか分からず、あっけにとられた2人の職員が後から追いかけていったのです。

 こうしたパニックは施設にも多くありますが職場で起きたとしたら誰がどのような対応が出来るでしょうか。「パニック」には薬物による鎮静化や強制的な対応が考えられますが、社会や職場で起きると十分に対応出来ず大きな事件に発展し、お互いが非常に不幸な結果を招く場合もあります。

 最近「児童虐待」のニュースが絶えません。乳児・幼児の場合その内容は違うと思いますが「パニック」をおこし、親がそれに対応出来ず徐々にエスカレートして強制的な対応・虐待に及んでしまうのではないでしょうか。
「パニック対応」について色々な方に質問をしましたが、誰も応えられませんでした。

 先の「こんばんは」は10年くらい前にまだ「感声」自体のスキルを開発する途中での出来事ですが、鮮明に覚えています。声の「質」が違うのです。同じ「こんばんは」でもパニックを起こしている青年にある「意識の転換」を行う事の出来る「声質」と「タイミング」が重要だったのです。

 「パニック対応」については、感声アイモとして事例が少なく多くの人が出来る様になるまでには、今後も様々な研究が必要です。
 しかし、スムーズに出来たという事実は現実のものです。その働きかけは非常に有効性が高い点について容易に想定出来ます。パニックに対する迅速で適切な対処は、その後の不幸な結果を回避する可能性が極めて大きいと言えます。

 この、「パニック対応」が職場や社会や学校や地域で理解され行うことが出来れば、知的・発達・精神の障害と言われる方の地域参加・活躍・社会自立・就職等々がより大きく進展すると思います。

 なぜ知的・発達・精神の障害と言われる方の「パニック対応」が出来ないのですか。
 という質問に、どうすれば「パニック対応が出来るのか」という逆質問は、出来ない・しようとしない事の裏返しに聞こえます。

 知的・発達・精神の障害と言われる方の人権と尊厳を大切にするならぜひこの課題に真剣に取り組んで頂きたいと思います。出来ないことをどうすれば出来る様になるかを研究し開発する原点だと思います。既にある学識の枠から大きく抜け出し人間そのものの成長と適切な対応が出来る様になることを心から願っています。
 感声アイモは、独自にこのスキルの研究・開発を進めていきます。

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22年度の事業展望 知的・精神的障害者の就職支援 

 障害者の就職支援で以前にこうした経験をしました。

 ある行政が行った障害者の「就職支援・促進」を目的とした研修会に参加した時のことです。そこで講師に「なぜ会話が出来る様に支援して就職を促進しないのですか」と質問したら、「どうすれば話せる様になりますか」と逆に質問されてしまいました。
 よほど返答に窮したのでしょう。そこで「あ・い・う・え・お」と感声の発声を紹介しました。2〜300人程度の会場でしたが、マイクを使って話された講師にはその意味が分からなかった様です。

 障害のある方が就職を望む時の最大の難題はコミュニケーションです。
 それを克服して社会に送り出すことこそ就職支援施設の最大の課題ではないでしょうか。それをしないことは有効な就職支援に繋がらず、職場に行けなくなり・出社拒否・引きこもりになってしまい、こうしたコミュニケーション訓練をしない就職支援自体に問題があるのではないでしょうか。

 研修会では介護ヘルパーの3級を取得すれば、就職出来ると奨励していましたが、資格をとっても就職出来なかった障害のある方が、就職を期待して参加していました。
 その知的・発達・精神等々に障害のあるといわれる方々は「声の重要性」と「感声の発声」を理解して下さったのか、大声を上げて大変喜んでくださいました。帰りに就職支援施設の女性の所長さんが興味を持ってくださったのが印象的でした。

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(写真 知的・精神障害者の就職支援専門施設「就職するなら明朗アカデミー」成田市にて)

 このとき「元気な声が出せる様になって就職するシステムを作りたい」と決意しました。
「会話がスムーズに出来る様になり、円滑なコミュニケーションが出来れば、就職先での孤立・出社拒否や引きこもり・退職がなくなるはずです。それなら就職支援施設でそれを実現して、その施設を日本一の施設にしよう」と考えたのです。

 それがいよいよ実現に向かって着実に進み始めました。
 八街市の「就職するなら明朗塾」が成田市に通所型の「就職するなら明朗アカデミー」(就職する為のノウハウと必要な支援を行う施設)を平成22年4月1日に新設し、呼吸と発声の講座を感声アイモが担当する事となりました。

 そこでは感声アイモが作成したカリキュラムを毎日実施します。そして毎月1度、直接伺って成長を確認しながら呼吸・発語・発声・朗読・会話・自然なコミュニケーションが出来るようになるプロセスを指導します。

 このスキルは平成19年・20年度に全国で11の施設のべ参加者10,000人の研修体験の中で培ってきたスキルですが、結果全ての施設で想定通りの成果が生まれました。
 就職に関して大きく前進した施設が2ヶ所ありました。これは研修時間に大きな差があったためでどこの施設でも施設利用者が希望すれば出来る様になりますし、自発的に希望したくなる環境ができるようになります。

 成田市の「就職するなら明朗アカデミー」は、第1回目の研修は利用者7人の参加でしたが第2回目の講座には20名以上が受講し、見学者も多く参加しました。皆さんすぐに元気になり熱心に発声に取り組んでいます。

 特に就職が難しいとされる「精神」に障害があるといわれている方は、知的な方より知識も進み、会話も出来ますが、コミュニケーションに関する様々な課題を持っています。この課題を解消する1つ方法が「感声トレーニング」です。それは、コミュニケーションにリズムを作り、心の安定とコントロールが出来るようになる基礎訓練です。
 今後の課題として、職場での対応がスムーズに進めば何の問題もなく社会で元気に活躍出来る様になると期待しています。

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コミュニケーション障害の克服 発達すれば障害が無くなる??

 発達障害児の発達支援

 知的・発達障害児を発達させる事が出来れば、その子は「発達障害児」ですか。いいえ「その子は」両親に愛され立派な名前で社会生活する事が出来、堂々と自立し、地域で活躍し、社会生活が出来る様になる1人の人間として成長します。
 そう言う発達支援を習志野市の「NPO法人希望の虹」と協力して目指しています。
 感声アイモは、基本的に施設の皆さんと連携して、施設で毎日「感声アイモの呼吸と発声カリキュラム」を行って頂きながら、感声アイモの声育士が月1回直接的に伺って支援することを原則としています。

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        (写真 放課後支援施設 習志野市のNPO法人希望の虹」にて)
 その結果「希望の虹」に参加している児童がどんどん明るく元気になり大きな声が出る様になってきました。コミュニケーションが苦手な子も徐々になれてきて、会話も自然に進み、家庭では語彙が増えたと喜ばれています。参加者もどんどん増えてきてきましたので、今は月2回の支援をしています。

 発達支援で障害という言葉を使わない児童を育成していくことが大きな目標です。

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ハッキリした元気な声の読み聞かせ 心に感じる声

 感声アイモの進める「読み聞かせ」は、どこが違うのでしょうか。

 現在までも、行政の指導で多くの「読み聞かせ」ボランテイアが誕生し活動をしています。
 乳児・幼児・就学前児童・小学校低学年くらいまでは静かに聞いていますが、高学年・中学・高校まで静かに聞いていてくれるでしょうか。もちろん内容は、それぞれの学年に応じて変わりますが、昔、それぞれの街角に来た「紙芝居のおじさん」のように年齢に関係なく大人も子供も集中して感動した「読み聞かせ」でしょうか。多くの読み聞かせボランテイアから「高学年になるほど集中して聞いてくれなくなる」という声を聞きます。
 そこには「感動出来ない声」と「感動する声」の違いがある様に思います。今、昔のような紙芝居が注目され出してきたのも「感動」がキーワードだと思います。

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(心に感じる声の読み聞かせは知的障害者施設でも集中します。写真 柏市「NPO法人あじさい」にて)
 
 その違いは「元気になる呼吸と発声」にあります。
 多くの団体が取り組んでいる「読み聞かせ」と大きく違うのはこの点です。
 少なくとも感声の「呼吸と発声」は、最重度の知的障害者更生施設で「自閉症で重度行動障害の青年に発語と会話が出来るようになった」事実から始まる約10年に渡る経験があります。
 「呼吸と発声」を中心とした支援方法で挨拶が出来るようになり、就職が出来るようになりました。それが「社会参加・自立」に大きく貢献してきた成果であり、数多く積み上げてきた実績です。

 感声アイモにはコミュニケーション障害を意識的に解消出来る「呼吸と発声」のスキルを確立しました。今回の事業はこのスキルを子育てに活用する「読み聞かせ」でもあります。
 つまり「質」のちがった「読み聞かせ」を自然体で行うのです。

 地域における子育て支援と家族との関係を強めながら、子供が社会で元気に生活し「生きがい」を見つけて社会貢献し、人生の伴侶を得て新しい生命の誕生に感動し、また元気な子育てを行う良いリズムを作り上げていくことです。

 最近はこの美しく育つ人間の生態リズムが乱れているような気がします。子育てで起こる「児童虐待」という不幸な現象はその1つです。次に生まれてくるのがコミュニケーション障害で起こる「うつ症・引きこもり・いじめ・自殺」ではないかと思います。必ずしも全ての原因だと断言はできませんが、このリズムの乱れが遠因の1つである点については直感的な確信を持っています。
 感声は、このリズムを「読み聞かせ」を通じて子供達に体験させ、感動で集中力を高め健やかな子育てを実現していくものです。

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「呼吸と発声」で発達障害予防  活動の経験

「呼吸と発声」で発達障害予防

そこには感声アイモの創設に直接関係する体験があったからです。
 ある最重度の知的障害者更生施設での事です。
 そこには生まれてから一度も会話出来ず、彼の声を聞いた職員はブランコに乗って「ババババ・ビビビビ・ブブブブ」と意味のない声は出していたのを偶然聞いた事があるという程度でした。
 したがって、施設の職員は誰一人、彼が会話出来るとは思っていませんでした。
 その自閉症で重度行動障害・言葉を話さない20代の青年が、感声の「呼吸と発声」を1回1時間30分・月2回の研修に参加しました。すると6回目の時、急に「ま」と「発語」し、初めての「会話」をしたのです。彼の第一声は「(缶コーヒーを)モットのみたいよ」でした。 

 彼が発語する前は「何を考えているのか分からない無表情に近い凄みのある顔つき」をしていました。しかし「会話」したとたんガラリと一変して明るく豊かな表情の青年になったのです。それは、今までせき止められていた思いが溢れ出し、眠っていた才能が一気に開花したようでした。
 その時「小さいうちから発語できる教育環境が整っていたらこの青年はきっとこの施設に居なかったかもしれない。」と直感したのです。
 その体験が「こうした不幸を社会的からなくしたい・もう二度と同じような青年を生み出したくない。」と固い決意に変わり感声アイモを設立しました。

 自然に言葉を覚え、集中力を高めることが出来ればこどもは大きく成長出来る?!

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(小さいうちから地域で家庭で学校で紙芝居・絵本の読み聞かせ。写真は鎌ケ谷航空自衛隊格納庫にて)

 鎌ヶ谷市の協働を行う「蘭の會」から「読み聞かせ」の講座を依頼され、感声アイモの「声育士」がそれを務める事となりました。そこで、過去に施設で経験した不幸を新しく生まれた子供や両親に二度と起きない様にしたい。その思いで、この1年間「読み聞かせ」を通じた子育て事業を行うこととしました。

 小さいうちから自然に声が出せる様になる呼吸と発声で直接・間接的に「元気な子育て」を実現していきます。そして結果的に「発達障害予防」を進めるのです。
 この「発達障害予防」がどう証明できるかは今後の医師や教育者・学者の仕事になるでしょう。しかし、私たちは、新生児の5%を超え限りなく6%に向かおうとしている「発達障害児」を鎌ケ谷市で無くす事でそれを証明したいと思っています。

 家族にしてみれば我が子が「発達障害」になる事を考えて育児をしている訳ではありません。「元気に育つ」事のみを考えています。しかし、現実に「発達障害児」が増加傾向にある事は否定出来ない事実なのです。6歳前後に気付いてもその支援が遅くなっては多くの困難が想像出来ます。
 現在は出生人数の5%は20人に1人が発達障害児というのは非常に高い確率です。
 加えて発達障害とされないまでも行動障害・学習障害・吃音・自閉等々の傾向が見られる児童は相当数に及ぶと想定出来ます。
 小・中学校などでの学級崩壊はこうした児童が原因となっているのではないでしょうか。これでは教育自体が十分に行えなくなる危険もあります。
 感声アイモの取り組みは家族を心配させない自然な方法で「発達障害予防」を目指すものです。家族が安心して子育てを進め、結果として鎌ケ谷市に「発達障害児」が居ないという状態を作る事が第一の目的です。

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22年度事業の展望 福祉・教育 発達障害支援 

 22年度は、21年度の活動を更に引き続き発展・普及・拡大させるとともに新しい課題にも取り組んでいく事としました。
 それは、多くの児童に「元気な声の呼吸と発声」を普及する事です。
そして、可能ならその中で「発達障害の予防」についての体験を積み上げ多くの体験と教訓・新たなスキルを磨いて、社会に貢献していく事としています。

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   (知的障害者更生施設「野田芽吹学園」で紙芝居を披露し大きな声を出しました)

発達障害を無くしたい
 新生児の出生数が減少しているのに比例して身体障害児が年々減少傾向にある中で、発達障害児はこれに反比例して増加傾向にあります。これには様々な原因が考えられています。
 しかし、感声アイモが今日まで様々な施設での実践経験から「もし、その子が生まれて出来るだけ早い時期に感声アイモの呼吸と発声を経験し家族・学校・地域が連携して支援していたら少なくとも今まで出会った障害と言われる方々の何割かは自然に成長し、社会での活躍・自立が出来た」と思えてならないのです。
 そこで「障害」という言葉を無くす為の運動の一環として「発達障害」という言葉から無くしていくために様々な事業に取り組んでいく事とします。

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平成21年度の活動記録 広範囲な地域への拡大

その5つは、より広範囲な地域への拡大です。
 この事業は、継続が重要な要素となる課題ですので、今まで事業を実施してきた野田市・さいたま市・長岡市・柏崎市・佐渡市を中心に引き続き息の長い取り組みとして進めています。
 特に、感声アイモの発声を継続しているさいたま市の「グリーンフィンガーズ」の皆さんは元気な声での社会活躍がテレビ埼玉に取材されています。また、成田市では「就職するなら明朗アカデミー」が設立され発声と朗読講座が定着・拡大しています。
 感声アイモの「元気になる呼吸と発声」をそれぞれの施設でしっかりと受け継ぎ独自の活動や事業と組み合わせて発展していく事が地域への定着と拡大の大きな要素になると確信しています。

 広範囲の方に、紹介する活動としていちはらFMで「美しい日本語の朗読」の番組を提供し、明治のは文豪 幸田露伴 作 「五重塔」を約1年に渡り朗読しました。
 今後も多くの作品を放送していくこととしています。

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(写真 いちはらFMのスタジオで朗読する声育士の菅原三記)

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平成21年度の活動記録 指導員の育成

その4つは、実際に感声で目的を実現出来る指導員の育成です。
 この事業は、鎌ヶ谷市の北中沢コミュニティーセンターと東京都文京区の「文京アカデミー」を中心に進めました。声育士が誕生してきています。また、発声と朗読を通じた「美しい日本語」の習得が参加者を健康にしています。さらに、メンタルトレーニングとして作画研修も行い感性のレベルアッフを促進してきました。

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(写真 鎌ヶ谷市北中沢コミュニティーセンターにて)

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平成21年度の活動記録 地域への浸透

その3つは、地域への浸透です。
 この事業は、鎌ヶ谷市の「北中沢コミュニティーセンター」を中心に取り組みました。また、様々な行事の中で活動を紹介し進めてきました。地域の活動はNPO法人かまがや情報の窓のホームページでも広く紹介されています。

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   (写真 コミセンまつりで児童に言葉遊びを通じて美しい声の出し方を紹介しています。)

 呼吸と発声の研修を高齢者中心に行い、声に力がついて元気になってきています。
 高齢者を中心とする絵画を通じた心の健康研修も行っています。作画に集中する力が脳を活性化し健康長寿に繋がっています。

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平成21年度の活動記録 発達支援事業

その2つは、知的・発達障害児の元気な発達支援事業の展開です。
この事業は、習志野市の放課後支援施設「NPO法人希望の虹」を中心に取り組みました。
 発達障害は、発達し進んで学習できるようになれば障害という言葉自体が必要なくなります。

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 「希望の虹」に集まる児童は、はじめはまとまりがなく声も小さかったそうですが大きな声を出すアイモ発声法を毎日続ける中ですぐに明るくなり会話に発展しています。家庭では語彙が増えたと喜ばれました。そして積極的に声を出す事から始まって、「感声四十八声」の暗誦が出来るようになってきました。なんと言っても発声から紙芝居など一連の時間約30分を集中して過ごすことが出来るようになった事です。今後の進展が楽しみです。

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平成21年度の活動記録 福祉に、教育に、地域に広がれ、感声声育士

 平成19年・20年度の事業によって感声アイモは大きな飛躍を成し遂げました。知的・発達・精神障害等々と言われている方々のコミュニケーション障害は、感声の力によって自然に克服出来、継続され、その実績がそれぞれに発展しはじめています。
  21年度は、これを地域に定着させ更に多くの人に広め、誰もが生きがいを持ち、社会に参加し、活躍し、自立していける環境を作る為の様々な課題に1つ1つ取り組んでいく年でした。

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(写真 八街市の「就職するなら明朗塾」での研修)

その1つは、様々な障害を自然に克服し、具体的な社会参加・自立を進める事業の定着です。
この事業は、八街市の就職支援事業所「就職するなら明朗塾」を中心に取り組みました。
 参加者は元気になり、声を出す意欲が盛んになってきました。美しい言葉遣いが出来るようになり挨拶もハッキリしてきました。

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