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ご挨拶

日本の伝統文化の源は、その声の響きにあります。

ことばの原点である「あいうえお」と五・七の旋律に育まれてきた日本人。この文化が日本人の心を育成してきました。現在、この基本中の基本が曖昧になってきています。その結果、言葉が単なる活字と同様に扱われるているのです。日本の言葉には文字の意味だけでは無く言葉そのものの音色に心を伝える力が秘められていることを忘れてはなりません。音色で心を伝えることを忘れた日本語は、日本人を正しく育てることが出来ません。

今、社会現象となっている不登校・自閉症・引きこもり・教育障害・行動障害等々の遠因はまさにその点にあるのではないでしょうか。心のコミュニケーションが出来なくなった原因こそ心を育む感性の声、その音色が使えなくなったことにあります。三〇数年に及び様々な能力開発・人材育成・幼児教育・感性教育等々の実践経験の上に、先達者・諸先生方のご指導を頂き、日本の伝統文化を守り継承する為、平成十一年九月二十五日、任意団体として蘭の会を設立し、さらに法人格を持った特定非営利活動法人感声アイモを平成十六年五月二十日に設立、千葉県の認証を受けました。

 感声アイモは、この問題に真正面から向かい合い遠くまで優しく届き、心に美しく響く音色を「感声」といたしました。心を豊にする日本語をあらゆる人の教育に活用し、日本の教育を素晴らしい方向に発展・成長させることを願っています。

 私達の確信は、重度の知的障害・行動障害・自閉症・全身麻痺・言語障害等々の人によって実証されました。今後は、個性と能力に合った活躍の場を開発し、社会的自立支援の活動をおこなって参ります。

 いつも感じている「情」を大切にしてきた日本人。生きがいを持つ人は時代を繁栄させる真の価値を有し、社会に大きく貢献して下さっています。高齢者の健康維持・介護予防にこの力を発揮し、感声の発声法を応用しながら人生の達人として美しい日本語で地域活躍され年輪の華を咲かせて頂きますよう心より願っております。

 現代社会にもっとも望まれているのは創造性溢れる心豊なリーダーです。そこでは青少年の育成、自ら判断し行動し、あらゆる困難を乗り越えて物事を成し遂げる人材が社会教育・家庭教育・学校教育などあらゆる分野で嘱望されています。その人格形成の土台づくりに美しい日本語の発声と心に響く音色は欠かせません。

 日本が排出してきた幾多の英傑・文人は全世界に大きな影響を与えてきました。近年注目されている森鴎外・樋口一葉・野口英世・岡倉天心・横山大観・美空ひばり等々その誇り高い精神を育んできたものは「美しい日本のことば」です。その崇高な美をもって児童・青少年の豊な才能を生きた日本語の音色で育むことこそ私達の使命です。

 感声アイモは特定非営利活動法人として、これからも未来の日本を担う新人の為に、心を大切にし、心に響く音色「感声」の普及に全力で取り組んで参ります。

 また、この度「感声アイモ」のホームページと合わせて、「感声アイモ」のブログで我々の日常活動をタイムリーに皆様にお届けするために、開設したものです。今後とも我々のNPO活動について、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 特定非営利活動法人 感声アイモ 理事長 木村紀子

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